1983-03-24 第98回国会 衆議院 社会労働委員会 第6号
この船も少し説明をいたしますと、一万四百三十七トン、大阪商船が戦前、開戦前ですね、アフリカ東岸に就航する目的で建造された客船であるが、一度もこの航路に就航することもなく、姉妹船の報国丸とともに海軍に徴用され、特設巡洋艦に改造された。そして一九四四年二月十七日未明、米機動部隊の空襲を受け沈没した。防衛庁資料室によると、当日二百六十六名が乗船をしていたとある。
この船も少し説明をいたしますと、一万四百三十七トン、大阪商船が戦前、開戦前ですね、アフリカ東岸に就航する目的で建造された客船であるが、一度もこの航路に就航することもなく、姉妹船の報国丸とともに海軍に徴用され、特設巡洋艦に改造された。そして一九四四年二月十七日未明、米機動部隊の空襲を受け沈没した。防衛庁資料室によると、当日二百六十六名が乗船をしていたとある。
すなわち昨年末に五隻、本年二月に八隻、その後またも七隻とあとを絶たず、東支那海において拿捕されているのでありますが、その中で国府側に拿捕された漁船中川南水産所有の第三雲仙丸、第十八雲仙丸と、南星水産所有の和美丸及び報国水産所有の第七十五報国丸、以上四隻は大陳島で、三月十一日十六時十分に無事釈放され、十四日午後には長崎港に帰る予定とのことであります。
和美丸及び第三雲仙丸よりはその後無電連絡がありますが、これを総合いたしますると、第十八雲仙丸、第三雲仙丸、和美丸及び第七十五報国丸の四艘は、いずれも浙江省下大陳島の国民政府海軍警備隊に抑留されており、台湾国府当局の指令を待つておる様子であります。併し他の中共によると推定せられる五艘につきましては、何らの消息もなく、船員及び船と共にその安否が気ずかわれておる次第であります。
又本年二月十三日には、第六十八明石丸、同二月十七日には第十八雲仙丸、第二十八大漁丸、第二十九大漁丸、第五十六大漁丸、第五十七大漁丸、同十八日には和美丸、第七十五報国丸、又同二十一日には第三雲仙丸の九隻が同じく東支那海において拿捕されたのであります。
○参考人(田中道知君) 大陳島に抑留されました和美丸、第七十五報国丸、そうして第三雲仙丸・第十八雲仙丸のその後の御報告を申上げます。これはいずれも先方から許されて無電で連絡ができております。
なおきようの日本経済新聞を見ますと、長崎発、海上保安本部に達した情報といたしまして、ここに載つておりますが、和美丸九十九トン、第七五報国丸九十七トン、第三雲仙丸九十九トン等のごときは、これは明らかに蒋介石政府によつて拿捕されたもので、決して中華人民共和国によつて拿捕されているのではないというような情報が入つたということが、新聞に報ぜられております。
○山本(豊)政府委員 今お尋ねになりました隻数の問題でありますが、古い数字は今ちよつと持つておりませんけれども、ごく最近問題になりましたものについては、全部で十四隻でありまして、その中で今新聞に出、お話に出ている問題でありますが、この四隻、名前は和美丸と報国丸と雲仙丸が第三と第十八、この四隻は大陳島という所があるのですが、そこえ行つておるという電報がきのう入つたわけであります。
○田口委員 報国丸と和美丸、第十七雲仙丸、第十八雲仙丸、これは同じくジヤンクによつてやられているような御報告でございますが、御承知の通りジヤンクは風によつて帆走してやつてくるのです。こういうように、一方は機械によつて動いている船でないのに、とらわれる方は機械を持つている。
上田哲夫君、報国水産株式会社常務取締役、報国丸船主、戸畑市。 以上の方々でございます。 これより田作宇一君の陳述を求めます。
○上田参考人 第七五報国丸の場合は、簡單な電文が三通か四通来ただけで、現状判断しておるような状況なのでございまして、乗組員が帰つて来ないと詳しいことは実はわからないのでございます。
それから二月の十八日に南星水産の和美丸、それから報国水産の第五十七報国丸、この船が拿捕せられておるという、こういう情報を業者の関係方面から、それから全日本海員組合の現地のほうから報告がありまして、非常に困つておる実情にあるわけです。
それから只今ちよつと名前が出ました報国丸、大漁丸、それから和美丸ですが、この六隻につきましては、まだ報告を出していないわけであります。それ以外のものほその都度報告をしておりまして、今日持つて参りましようというやつは。そのまとめたやつを又懇請しようと、こういうふうにしておるわけであります。